art d'encadrement
額装を学びたくてフランスに渡って3年。2004年7月に帰国しました。
フランスでの留学生活や額装について載せているわたくしのフランス額装のサイトへはこちらからご覧ください。 以前の記事
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2010年 12月 23日
朝一でヴィンタートゥール展へ。周りから良かったよーと評判をきいていて、絶対行かなきゃと思いつつまたぎりぎりになってしまいました。終わり間際だし祝日だし人が多いんだろなと思っていたのですが、開館直後だったためまだゆっくり見ることができました。時系列に並んで、かなりのアーティストの作品が一堂に見られるのは確かに貴重です。久しぶりにヨーロッパの印象派や近代絵画を堪能しました。ジャコメッティはやっぱり魅力的で持って帰りたくなりましたが、そういえばナビ派というのも好きだったなと・・・、特に留学中にヴィヤールの大規模絵画展を見て室内装飾のデザインとしても優れている絵画に感動したことを思い出しました。ルドンもクレーもルソーもモランディもよかったです。26(日)までですが、まだの方はぜひ!
そして昼からは友人のコンサート。美術館内のアトリエで演奏があります。こちらはうって変わって現代曲。それもこれからまだまだ進化して行くであろう実験的な音楽です。 現代曲といっても電子音楽との共演なので、本当に今まで聞いたことのない演奏で、かなりかっこよくおもしろかったです。 ピアニストの友人は相変わらず華奢なのにどこからそんな力強い演奏ができるのかというぐらい迫力があり(指三本で腕立て伏せできるでしょ?って後で聞いたら、そんなんできるわけないわーと言ってましたが)、サックス奏者は演奏者自身が宇宙からの使者を設定して作曲された曲で、振り付けや何色の服を着るかまで決められているそうです。演奏しながら宇宙からのメッセージを発信していました。電子音楽はスピーカーから人の声が発せら見事にサックスとピアノと融合していました。音というのは当たり前だけど日常に溢れていて、そしてそれを音楽として認識しているところがおもしろい!音楽という固定概念を覆されるコンサートでした。これからの3人の活動が楽しみです。
by encadrement
| 2010-12-23 23:29
|
ファン申請 |
||