art d'encadrement
額装を学びたくてフランスに渡って3年。2004年7月に帰国しました。
フランスでの留学生活や額装について載せているわたくしのフランス額装のサイトへはこちらからご覧ください。 以前の記事
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2011年 03月 17日
先月に見た映画 「180°SOUTH 」。
<あらすじ>1960年代の初め、パタゴニア創業者、イヴォン・シュイナードは登山道具を作っていた。自分のために趣味で作っていたが、製品の機能が優れていたため評判になり仲間を集めて工房を設立。1968年のある日、親友のダグ・トンプキンスが南米パタゴニアの山を登らないかとイヴォンに声をかけた。2人はすぐに意気投合し、サーフボードや登山道具、旅を記録するための15ミリのカメラをバンに乗せ、南米へ向かう。当時人気がなく全くの未開地だったパタゴニアの自然は2人の男に衝撃を与え、その後のイヴォンとダグの人生に大きな影響を及ぼす。それから40年近くの時が流れ、彼らの生き方に魅せられた1人のアメリカ人青年が、伝説の旅を追体験していく。1960年代の終わりに、2人が旅から得たものは何だったのか…? シーズンごとに届くパタゴニアのカタログには壮大な美しい自然の写真がたくさん載っています。断崖絶壁に立ち向かうクライマーや山の頂上から飛び降りてくるスノーボーダー、人の何倍の高さもある波に乗るサーファーなど人間業と思えないチャレンジャーたちを見るとあこがれと共に生まれ変わったらこういう人生を送りたい!と切に思うのです。 今回の映画は映像が美しいのはもちろん、イヴォンとダグが議論する環境問題の話題も奥が深い。二人はそれぞれ別の方法で問題に取り組んでいます。 映画の中には心に残るメッセージや課題がたくさんちりばめられていました。 パタゴニアとノースフェイスという大企業の創業者それぞれが今も現役で自然に挑んでいるという事実に驚きと感動を覚えます。 今回の地震についても自然が相手なだけにかなしみとあきらめはありますが怒りという感情は少し異なります。しかし今現在悪化している問題である原発については迷いや怒りがあちこちで起こっています。 この映画の中でイヴォンは世界中の様々な問題を解決する方法は一度方向転換をして前進することですと言っていました。 映画を見終わってしばらくした今、大自然への畏怖とあこがれを再度感じた今、もう一度見たくなりました。
by encadrement
| 2011-03-17 00:40
|
ファン申請 |
||