art d'encadrement
額装を学びたくてフランスに渡って3年。2004年7月に帰国しました。
フランスでの留学生活や額装について載せているわたくしのフランス額装のサイトへはこちらからご覧ください。 以前の記事
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2012年 03月 14日
神戸・舞子にある移情閣へ行ってきました。今回の目的はこちらで壁紙として使用されている金唐紙。17世紀頃、ヨーロッパの貴族が天井や壁に使用していた金唐革が日本に輸入され、これを和紙で作ることができないかと誕生したものが金唐紙です。その後壁紙などの大量生産によって一度は途絶えてしまった技術ですが、日本の伝統工芸として1985年以降復活しました。
詳細はこちらのH.P.をご参照下さい。 金唐紙研究所 日本で金唐紙の現存する建造物はわずか7カ所。 関西では舞子にある移情閣だけです。 その壁紙がこちら。絵柄は大きく、金やグリーン、赤などのはっきりした色目なのにやわらかい落ち着いた雰囲気です。 お部屋全体を覆っているのは圧巻。 その他の建具も照明もタイルも趣があって素敵でした。 おまけ:舞子は明石大橋のふもと。絶景です。
by encadrement
| 2012-03-14 10:18
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