art d'encadrement
額装を学びたくてフランスに渡って3年。2004年7月に帰国しました。
フランスでの留学生活や額装について載せているわたくしのフランス額装のサイトへはこちらからご覧ください。 以前の記事
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2010年 07月 13日
個展で作品を拝見してからおつきあいさせていただいているテキスタイル作家・堀ノ内麻世さん。彼女がパートナーの冨田潤さんとオープンアトリエをされるというのでお邪魔してきました。
京都市内から車で1時間ほど、越畑という集落にアトリエはあります。 この辺りかなぁと車を降りると、手作りの看板が! 築80年の古民家はそのままで美しいたたずまいです。 広い玄関ですが、すでに靴がたくさん並んでいます。 こちらはお庭を眺める縁側に堀ノ内さんのファブリックを使用したスツールが置かれていました。鮮やかな色の作品も多いのですが、質感が少し古びた感じなので和の空間にもしっくり合います。彼女の作品は独特で生地が破れていたり、されていたり・・・、その何とも言えない味わいが好きです。 パートナーの冨田潤さんは世界各地で活躍され、その作品はMOMAに所蔵されたり、俵屋でも使用されています。絣という伝統技術を用い、染められた糸を織り上げていく作品は今回初めて拝見したのですが、抽象絵画のようで奥深く、独創的で美しい・・・・・感動しました・・。 お二人の作品が住居スペースの至る所に展示されています。 作品以外にも内装や世界各地で調達した家具や調度品、ファブリックやアート作品など、私にとっては気になるものがたくさんあります。 暖炉のある生活があこがれなので、暖炉の似合う家がうらやましい・・・。(暖炉の奥のファブリックも冨田さんの作品です。) 訪れた日は、京都円町にあるイタリアン「イルピアット」のシェフが美味しい料理を作ってくれていました。 居心地のいい空間と時間にすっかり長居して・・・。 最後は離れにある堀ノ内さんのアトリエ(豚小屋を改装したそう!)で端切れなどを選ばせてもらって。一度お試しに額装に使う予定です。 いつかは冨田さんの作品も購入したいなぁと思いつつ、個人的に堀ノ内さんにわがままなオーダーもして・・・。オーダーした作品はできたときのお楽しみに。 堀ノ内さんのアトリエにあった鳥のオブジェ。何か気になります。 冨田さんの昔からのファンの方は何年も前からこのオープンアトリエを楽しみにされていたようで、北海道や東北からお客様が訪れていました。このいい機会にお邪魔できて良かったです。 これからもお二人のご活躍を楽しみにしています!
by encadrement
| 2010-07-13 21:47
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