art d'encadrement
額装を学びたくてフランスに渡って3年。2004年7月に帰国しました。
フランスでの留学生活や額装について載せているわたくしのフランス額装のサイトへはこちらからご覧ください。 以前の記事
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2012年 09月 15日
フランス映画でめずらしく話題の(?)映画「最強のふたり」。
大きな映画館でゆったり見てきました。 (フランス映画と言えばいつも小さな映画館なので。) 頸髄損傷で体が不自由な富豪と、その介護人となった貧困層の移民の若者との交流を描いた実話です。 介護人役のオマール・シーののりがよく、涙の感動ストーリーという感じではないですが、じんわり暖かい気持ちになりました。 障害をネタにする部分もあるのですが、これは主人公のフィリップが健常者だった記憶もあるからかなと。 実話というところで「潜水服は蝶の夢を見る」を思い出したのですが、こちらも華やかな人生を送っていた主人公が脳梗塞で左目の瞳しか動かなくなってしまうストーリーです。 どちらも華やかに活躍していた記憶がある中で、一転して腫れ物をさわるような周りの態度と同情の視線。 体は動かなくても脳や感情はしっかりしているので、耐え難い苦痛です。 その体を気遣うよりも、この状況で何ができるか、最終的にふたりとも生きる意味を見いだしています。 もし周りの人がこのような状態になったら・・・、典型的な日本人の私は、変に気をつかいすぎて空回りしそうですが。 映画の元になった、フィリップが書いた本も読んでみたい。 最強のふたり 公式ホームページ http://saikyo-2.gaga.ne.jp/
by encadrement
| 2012-09-15 23:37
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