art d'encadrement
額装を学びたくてフランスに渡って3年。2004年7月に帰国しました。
フランスでの留学生活や額装について載せているわたくしのフランス額装のサイトへはこちらからご覧ください。 以前の記事
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2011年 03月 23日
もう終わってしまった展覧会ですが・・・
小山登美夫ギャラリー京都で開催されていた「シュテファン・バルケンホール展」。 以前、国立国際美術館で初めてシュテファン・バルケンホールの作品を見たとき、最初はなにこれ?という印象だったのですが、ひととおり見終わった後にはすっかりはまってしまいました。ささくれが残る荒削りの作品に普通の人が題材という作品たち。普通で奇妙で魅力的なんです。今回も広い空間にぽつんぽつんと普通の人がいました。やはり気になる作品たちでした。 そしてガラッと異なる展覧会ですが美術館「えき」KYOTOで開催中の「ラファエル前派からウィリアム・モリスへ」。甘くてロマンチックな作品のラファエル前派の作品たち。ウィリアム・モリスと冠がしてある作品展はどれも人気があるように思うのですが、週末に行ったにもかかわらず空いていてゆっくり見ることができました。久しぶりに見ると古典的な絵画もやはりいいですね。もちろん歴史ある美術館に飾っている方が素敵なんですが、日本で楽しめる機会があるのは幸せです。この展覧会の絵画の額縁がすごかった!ただ古くて装飾的なだけではなくデザインがモダンだったり、とにかく目を惹きました。華美な絵画作品に負けずぴったりでした。額装の仕事で額縁を彫刻したりはしないのですが、少しそういうこともやってみたくなります。参考までに図録を買おうとしましたが、中の絵画のみで額縁込みの写真はなかったので今回は止めました。そういうものなんですね・・・。 絵画と額縁とすみずみまで見ていたら、「christie's」と縁に書かれているのを発見。調べてみると今回の展覧会はクリスティーズに関係する人がキュレーターをされているそうです。クリスティーズで出品された作品なのかしら? いろんな楽しみ方ができた展覧会でした。 こちらは27(日)までです。 #
by encadrement
| 2011-03-23 21:49
2011年 03月 22日
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by encadrement
| 2011-03-22 23:45
2011年 03月 20日
今私たちに何ができるかと、いろんなところで震災の支援活動が行われています。
ご近所でもチャリティーバザーが2つ。 ○ 東北関東大震災チャリティーガレージセール@anjico 3/27 10時~16時ごろ 会場:anjico ガレージ、屋外スペース ○ 苦楽園さくらマルシェ2011「ACT FOR EAST」 4/3 10時~17時(雨天の場合は4/10(日)に順延) 会場:但馬銀行 苦楽園支店 駐車場 可能であればどちらも参加できたらなと考えています。 今私たちにできることをすこしずつ・・・。 #
by encadrement
| 2011-03-20 23:07
2011年 03月 19日
ユニークなオブジェを生み出す大谷工作室と、美しい古道具を扱うBonAntiquesの期間限定ショップが3月末まで京都三条にopenしています。 ヨーロッパや韓国から買い付けてこられるアンティークはそのひとつひとつに存在感があり、歴史や謂われを聞くとより興味深くなります。今回はコーランの練習用木版や韓国の漆が剥げた器などが気になりました。 アイアンと陶器で作られた大谷工作室のオブジェも気になるものが1つあって・・・。 こちらの期間限定ショップは3/31まで。 実験shop1928 〒604-8082 京都市中京区三条通御幸町角1928ビル1F TEL./FAX. 075-256-6155会期:2011年1月5日(水)~3月31日(木) 時間:12:00~19:00(最終日のみ15時クローズ) 会期中無休 この期間限定ショップが終わってもあちらこちらでイベントに参加されたり、これからもHPだけではなく実物を見る機会はいろいろありそうです。 今年の年末には東京のギャラリーで聖歌譜展を企画されていて、ネウマ譜の額装でお手伝いできたらと計画中です。 今月末までのお店にもぜひ足をお運びくださいね。 #
by encadrement
| 2011-03-19 23:46
2011年 03月 17日
先月に見た映画 「180°SOUTH 」。
<あらすじ>1960年代の初め、パタゴニア創業者、イヴォン・シュイナードは登山道具を作っていた。自分のために趣味で作っていたが、製品の機能が優れていたため評判になり仲間を集めて工房を設立。1968年のある日、親友のダグ・トンプキンスが南米パタゴニアの山を登らないかとイヴォンに声をかけた。2人はすぐに意気投合し、サーフボードや登山道具、旅を記録するための15ミリのカメラをバンに乗せ、南米へ向かう。当時人気がなく全くの未開地だったパタゴニアの自然は2人の男に衝撃を与え、その後のイヴォンとダグの人生に大きな影響を及ぼす。それから40年近くの時が流れ、彼らの生き方に魅せられた1人のアメリカ人青年が、伝説の旅を追体験していく。1960年代の終わりに、2人が旅から得たものは何だったのか…? シーズンごとに届くパタゴニアのカタログには壮大な美しい自然の写真がたくさん載っています。断崖絶壁に立ち向かうクライマーや山の頂上から飛び降りてくるスノーボーダー、人の何倍の高さもある波に乗るサーファーなど人間業と思えないチャレンジャーたちを見るとあこがれと共に生まれ変わったらこういう人生を送りたい!と切に思うのです。 今回の映画は映像が美しいのはもちろん、イヴォンとダグが議論する環境問題の話題も奥が深い。二人はそれぞれ別の方法で問題に取り組んでいます。 映画の中には心に残るメッセージや課題がたくさんちりばめられていました。 パタゴニアとノースフェイスという大企業の創業者それぞれが今も現役で自然に挑んでいるという事実に驚きと感動を覚えます。 今回の地震についても自然が相手なだけにかなしみとあきらめはありますが怒りという感情は少し異なります。しかし今現在悪化している問題である原発については迷いや怒りがあちこちで起こっています。 この映画の中でイヴォンは世界中の様々な問題を解決する方法は一度方向転換をして前進することですと言っていました。 映画を見終わってしばらくした今、大自然への畏怖とあこがれを再度感じた今、もう一度見たくなりました。 #
by encadrement
| 2011-03-17 00:40
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